日系大手海運企業 30代 (男性) 岡本さん

海外のクライアントやパートナーに通用する、ノンネイティブとしての戦い方 - 海外MBAへの挑戦へ

まずは、ベリタス(VERITAS)を受講したきっかけを教えて下さい。

英語というハンディキャップを一刻も早く克服したい私にとって、ベリタス(VERITAS)のプログラムがフィットするであろうと考えたためです。
私は新卒で日系の海運会社に入社しました。海運(船舶を用いた国際輸送)という職種柄、多くの顧客やパートナーが海外企業ですし、業務のほとんどが英語を用いて行われています。
一方私自身は大学を卒業するまで海外経験がほぼ無く(一度台湾に3泊4日の旅行に行ったのみです)、英会話能力に非常に不安がありました。仕事上、単なる手段にすぎない英語でのコミュニケーションに支障があることは、職務を遂行するにあたり大きなハンディキャップとなると考え、英会話教室の受講を決めました。
早期に英語力を改善したい私にとって、ベリタス(VERITAS)のプログラムは短期集中型という点で魅力でした。そして何より、流暢に英語を話すことを目的とするのではなく、ノンネイティブとして、英語の巧拙に囚われず”自身の意見を伝える”能力の強化を最終目的としている点に納得感を覚えたため、ベリタス(VERITAS)の受講に踏み切りました。

今まではどうやって英語学習に取り組んでいたのですか?

ベリタス(VERITAS)受講前は、高校・大学時代のテキストを復習しつつ、仕事で関わる海外の方々の言い回しを覚えようと、メモを取る程度でした。

ベリタス(VERITAS)のどのような点に興味を持ったのですか?

ベリタス(VERITAS)の掲げる”プロフェッショナル英語”という理念に興味を持ちました。
仕事をするなかで、英語の発音や文法が良くないのに活躍する方や、その一方で、英語は流暢なのに思うように活躍が出来ない方を見てきました。その経験から、通訳にでもならない限り、我々ノンネイティブにとって重要なのは、高い英語力ではなく(あるに越したことはないと思いますが)、英語を介して繋がる相手にどうにかして自分のメッセージを伝えることだと感じていました。
見学時に、英語の流暢さではなく「自分の意見を明確にして論理的に伝えられること」こそが目指すべき道だと伺い、ノンネイティブとしての国際社会における戦い方を教えてくれそうだな、と興味を持ったことを記憶しています。

実際に受講してみてよかった点を教えて下さい。

相手のペースで聞き、自分のペースで話すこと・母国語ではないからこそ、明確なポジションを取ることの重要性を身体に沁み込ませることが出来た点です。
著名人スピーチの録音に対するフィードバックとして、常に「自分のものにしているか?録音の真似をしているだけになっていないか?」と問うて下さったことが非常に為になりました。ともすると無意識に原稿を暗唱するに留まりがちなところを、繰り返し繰り返しこの問いかけを受けることで、他人のスピーチを自分のものにすることの意味を考えるようになり、最終的には、文章を咀嚼しながら、自らの感情から発露した言葉を紡ぐ様な感覚を身につけられたと感じています。
5LWにおいては、強制的に自らのポジションを明確にするプロセスが大変新鮮でしたし、辛くもありました。特に自分に馴染みのないトピックでは、日本語であれば有耶無耶に話をすることが出来ても、非母国語においては有耶無耶にするだけの語彙や能力がないため、明確なポジションを取り論理建てて話さない限り、相手に言いたいことが伝わらないという教えは膝を打つ思いでした。英語を学ぶ、というよりも、ビジネスに必要な論理的思考能力を「英語で」学ぶという感覚に近く、チームメイトやコーチ陣から、ポジションの明確化と、結論を補強する論理の整合性について常に問われたことで、自分の意見を客観視して、筋道建てて話す癖がついた様に思います。

プログラムを通して、何が一番伸びたと実感していますか?

前項とも重複しますが、自分のペースで話す、という点が一番伸びたと思います。
発音や話す速度に囚われず、落ち着いてまず自身の意見を論理建てて組み立てたうえで発言する、という癖がつきました。
自分のペースで話をすることで、心にも余裕が持てますし、言いたいことが相手に伝わりやすくなったと感じました。

ベリタス(VERITAS)の受講は、仕事やキャリアにどのように役立っていますか?

海外の方とのコミュニケーションが圧倒的にスムーズになりました。英語力でハンデを感じることなく、物怖じせずに自分の意見を述べることが出来るようになったと感じています。また、ポジションを明確にする癖がついたお陰で、仕事における「思考→決断」プロセスが加速しましたし、ミスコミュニケーションによる時間の浪費が無くなりました。
感覚的に、英語でのコミュニケーションに対し恐怖心が無くなったため(寧ろどんどん英語で話したくなっています)、よりプロアクティブに仕事に臨める様になりましたし、海外MBAへの進学も真剣に検討するなど、精神的な行動範囲が広がったように感じています。

受講をお考えの方にメッセージがあれば、宜しくお願いします。

英語を使い倒して仕事をしたいとお考えの方にはピッタリのプログラムだと思います。
特に私が受講した上級LEADクラスでは、英語自体を極めるというよりも、英語を使って、ビジネスに必要な能力を強化していくという側面が強く、ベリタス(VERITAS)で学ぶ内容は日本語の世界でも大変有用なことばかりです。
安くない学費と、膨大な課題に費やされる時間を投資する覚悟のある、モチベーションの高いチームメイトと切磋琢磨出来ることも、自身の視野を広げる良い機会であり、大変刺激的な経験です。

岡本さん、インタビューありがとうございました!

 

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