アメリカのトップビジネススクールでMBAを取得し、そのまま日系企業で海外駐在を10年以上続け、海外拠点マネジメントを任されるまでにキャリアを積んで来ました。ただ、ビジネス的には実績をあげ、海外でやっていく自身も経験も積んだと思う一方で、英語コミュニケーションに関してはもう一つ殻を破れない状況が続いて来ました。
今回、外資系企業に転職をするタイミングで、更にグローバルなレベルでのビジネスに携わっていく為、これまで身につけた英語、コミュニケーションをもう一段レベルアップしなくてはと思い、自分のレベルにあったオーダーメイドのプログラムを提供してくれる学校、時間的制約から個別のパーソナルプログラムを組んで頂ける学校を探していました。
MBAを取得して以降は、主にオンザジョブですね。ただ、私の場合、英語でコミュニケーションをとる場面自体は多くあったのですが、共有している前提事項が多い中でのコミュニケーションだったので、ゼロからテーマを提示して自分の考えを述べ意見を纏めていくという経験は意外なほど少なかったように思います。
又、ビジネスの現場では英語の間違いを指摘してはくれませんし、意味は先方が大方汲み取ってくれてしまいます。ですので、ある程度海外に長くいますと、この程度の英語でも何とか通じ、仕事が回せるのだという変なレベル感が出来てしまうのですよね。私もその一人で、仕事で不自由にならない程度の英語で十分だという感覚でずっと来てしまっていました。
私の場合、文法や発音といったテクニカルな部分もさることながら、どれだけコンパクトに、ダイレクトにメッセージを伝えられるかという内容面も課題として考えていたので、双方をちゃんと鍛えてくれる学校を探していました。ベリタス(VERITAS)のように、いわゆる英語のみならず、アウトプットの中身までケアしてくれる学校はあまりなく、まさに私のニーズに合ったパーソナルプログラムを提供して頂きました。
まずは、戸塚さん、Andrew始め、ベリタス(VERITAS)のコーチ陣の皆さんが良い雰囲気で、教えることにコミットしているというのが伝わって来ました。カウンセリングから始まり、宿題のやり取り、授業中のケアやサポートに到るまで、親身に考えてくれているなあとプログラム中ずっと感じていましたね。プログラムが終わってからも是非連絡を取り続けたいな、と思うような方々ばかりでした。
次に、とにかくアウトプットの量がすごかったです。プログラム中は四六時中英語で何かを考え、書いて、声に出している、という感じです。それも意味のあるアプトプットを求められますので、頭をフル回転させなければなりません。まさにブートキャンプという感じです。確かに英語でのメッセージ力を高めるにはこれくらい必要で、教材の多様さも含め、理にかなったプログラムだなと思いました。
あとは、自分のアウトプットに対するフィードバックを戸塚さん、Andrew始め、複数のコーチ陣の方々から常に頂けたことですね。いい点はいい、出来なかった点はこう改善すべき、そういったことをアウトプットした次の瞬間に教えてくれます。その意味では学校というよりは、コーチングに近いです。ここは他の学校と大きく違うのかなと思いますし、とても勉強になりました。
まず、授業やカリキュラムがアプトプットの目指すところから逆算して設計されているので無駄がないです。まさしくグローバルなビジネスのやり方と同じです。それだけでも今後のキャリアや仕事の進め方に関する大きな示唆を得ることが出来たと思います。
又、英語に関してはこれだけのことをインプットして、アウトプットしたのだという自信がつきました。これは大事で、自信がなければメッセージを伝えることはおろか、発言すらままなりません。お陰様で会社でのミーティングに際しての心構えが変わりましたし、英語というよりはまずメッセージを考えるようになりました。
海外にいた経験からも、「英語はコミュニケーションツールであり、目的はシンプルに自分の考えたことを堂々と伝えることだ」というベリタス(VERITAS)の理念に強く賛同します。
「自分の考えたこと、伝えたいこと」をずっとずっと自問自答していると、恐らく本当の自分のキャリア観や人生観といったものが見えてくると思います。多くの日本人はここの深みがないので、外国でのコミュニケーションに苦労するのです、そしてこれこそが今日本の教育全般に必要なことじゃないかと思います。日本人が英語学習に費やす時間の多くが文法、語彙の暗記や文章問題の正否判断に注がれているのが残念です。
出来るだけ多くの方にベリタス(VERITAS)の授業を受けて頂いて、その違いを実感して頂きたいです。使える英語もさることながら、それ以上のものを得られると思います。