スピードの速いIT業界に身を置き、様々なことを学び続けなければならない環境の中で、膨大な学習時間を要する英語は「縁の無かったもの」として見ぬ振りを決めてきました。しかし、身近な環境でも英語が不可欠となっていくのを肌で強く感じるようになり40代を前に一念発起、信頼する知人にも背中を押され、ベリタス(VERITAS)を受講しました。
これまで英語には本当に縁がなく、受講前は登頂すべきゴールが果てしなく高い壁のように思え不安でした。ですが、初日の授業で、ベリタス(VERITAS)の目的は、ネイティブのように流暢に話せるようになるということではなく、相手の話のポイントを正しく理解し、自分の言いたいことを英語でしっかりロジカルに伝えられるようになることだ、ということを、事例を基に共有され、自分の到達すべきゴールイメージが明確になり、自分でも出来るというやる気が出たのを覚えています。
ただ、3時間の授業で今まで使うことの無かった英語脳を酷使され、久しぶりに頭が良い感じに疲れ果てて帰ったのを覚えています。
第1に、英語に対する心理的抵抗が無くなったことです。
今までは読もうとも思わなかった英文記事を、むしろ英文を見ると読みたくなってしまうようになりました。恥ずかしくて喋ろうとも思わなかった英語も、たどたどしく(間違っていたとしても)英語で話すことに抵抗が無くなりました。
第2に、スキルアップが実感できることです。
実際に英語を読むスピードが上がりました。ただスピードが上がっただけではなく、英文の論理構成を正しく理解し「前から力」によって次を予想しながら読めるようになったのが大きいと実感しています。そして英語で話すことにも楽しさを感じるようになりました。オンライン英会話も堂々と話せるようになりました。
第3に、正しい英語の学習法を学んだことです。
英語は楽をして習得できるようなものではなく、ベリタス(VERITAS)でも実際多くの学習時間を確保する必要がありますが、「正しい」学習法を学んだことで、結果的に一番効率良く英語力を鍛えることが出来たと思います。受講を終えた後も、この学習法を繰り返せば確実に英語力を向上させることが出来るという自信があります。
IT業界で独立し6年が経ちましたが、新たに英語というツールが増えたことで、会社の方向性や仕事内容の選択肢が大幅に増えたと感じます。例えば1つのサービスを企画する中で、新たにグローバルな視点が加わり、海外展開やインバウンドを意識するようになりました。
身近なところでは、技術的な仕様やバグの改修方法などを調べる際に、英語ページも参考できるようになり解決スピードが早まりました。また、最新のITトレンドのニュースなど、海外サイトを読む機会が増えました。
ベリタス(VERITAS)は特殊な攻略法でもなんでもなく、至極真っ当で泥臭く、骨太な英語学習プログラムです。短期とはいえ、多くの勉強時間を要するので生半可にはクリアできないです。しかし、その分、確実にスキルアップを実感できます。向上心にあふれた受講者の皆が忙しい仕事の合間をぬって学習時間を稼ぎ出し上達していく。お互いを刺激しあって自分も一つ一つクリアすることができました。この経験は英語に限らず、これから新しいことを始める上でも大きな自信となっています。向上心はあるものの限界と考えている方や、自分のように英語に果てしない壁を感じている方に、まだまだストレッチできることをお伝えしたいです。