メーカーに勤務しているのですが、海外イベントのスポーツマーケティングに携わっていた関係で、海外のスポーツ団体とのスポンサーシップ契約の折衝やアクティベーションの企画、実行など、日常的に英語を使用する機会がありました。ただ、仕事は順調なものの、不自由はなかったですが、日ごろ使う英語には限りがあり、自分の英語力に限界を感じていて…。そんな時、たまたま『世界のエリートはなぜ、この基本を大事にするのか?』というビジネス書を読んで、著者がベリタス(VERITAS)を主宰していると知り、話を伺いたいと思いました。
仕事では、交渉をするキーパーソンとも良好な関係を築けており、上手くコミュニケーションも取れていました。業務プロセスも身について、相手が自分のことを良く理解してくれる分、限られた英語表現でも業務に滞りがなかったりと順調だったのですが、逆にそういった恵まれた環境が自分の英語力の向上にブレーキをかけているのではないかと思うようになったんです。毎回同じような英語の言い回しでも不便はないのですが、更なる飛躍もないな、と。
語学強化のために専門書を使って座学をしたり、語学学校にも通ったりしましたが、普段英語を使っているせいか、残念ながら自分の枠の中から抜け出せないまま。これといって劇的な変化は見られませんでした。
Harvard Business Schoolの教材を使うというところ、そして英語力をアップするために体系的にトレーニングするところに非常に魅力を感じました。これまで私が経験してきた英語学習とは全く違うスタイルで進んでいくのが新鮮で面白いと思い、スキルアップへ手応えを感じました。
ベリタス(VERITAS)では英語を前から順番に読み解いていく「前から力」を徹底的に鍛えられます。例えば、日本語と英語では文章の構造が違うため、リスニングの際に語順を並び替えながら理解していると最後まで聞き取れないことが多いですよね。それを、ネイティヴと同じように、英語を前から語順通りに意味を把握していく方法を、文章構造を確認しながらサイトラを繰り返すことで習得していきます。体に染み込ませていくと言った方がいいかもしれません。
Harvard Business Schoolで実際に使用されている教材を使うという点は非常に魅力を感じました。AppleやP&Gなど取り扱うケースが面白いため、飽きることなく勉強を進めることができ、「前から力」を鍛える訓練には最適でした。
先ほど挙げた教材の質の高さなどはもちろんですが、アウトプットする力が飛躍的に伸びたところです。まず、舌の形や動きとともに正しい発音方法を徹底的に学ぶため、英語の発音が良くなりましたし、発音が良くなるにつれてヒアリング力も向上しました。そして、自分の意見を英語で発信することに繋がりました。今までも仕事で英語を使ってきていたこともあって、英語での発言はしてきたつもりでしたが、どうしても同じような言い回しになってしまっていたり、どこか力強く発言することができないところがあったのですが、骨太な意見をはっきりと伝えることができるようになったと思います。
クラスメイトには様々な職業の方がいましたね。そして、みんなバックグランドが違うせいか、英語においてもそれぞれが得意な分野があり、違った視点を持っていました。ですから同じ教材を使っていても、様々な視点から議論することができましたし、クラスではいつも新しい発見がありました。発音については、特に女性陣の綺麗な発音を聞いて真似をすることができました。今挙げたことはほんの一例ですが、同じ目標を持った素晴らしい講師やクラスメイトと出会い、同じ時間を過ごすことで一生の仲間ができました。今でも定期的にお会いしています。
単なる音のつながりにしか聞こえなかった音声が明確なイメージとともに聞こえるようになったり、意味の把握に苦戦していた文章をかたまりごとに流し読みできるようになるなど、ブレイクスルーを経験しました。その結果としてですが、目に見える形での成果という意味では、TOEICスコアが一気に140点アップしました。一概に、TOEICスコアが高い=英語を使いこなせているということではありませんが、これは素直に嬉しかったですね。現在、北米でのブランド発信の担当をしていますが、ベリタス(VERITAS) で培ったアウトプット力が活きているのか、活躍の幅が広がったと思います。
ベリタス(VERITAS)のメソッドならば、やる気次第で語学力は確実に向上すると思います。何故ならば、英語はコミュニケーションのツールであり、コミュニケーションしたくなる内容がベリタス(VERITAS) のプログラムにはあると思うからです。ベリタス(VERITAS) は単なる英語学習の場ではなく、仲間との出会いを通じて自分の世界に広がりを与えてくれる学びの場です。同じ目標を持つ仲間が増え、いつかお会いできることを楽しみにしています。